5年の歳月を経て今思うこと。

久しぶりに昔の自分のサイトをググッてみたらここにたどり着いた。
間違いなく5年前の自分が面白いと思い、ほくそえみながら毎日こつこつと書き溜めたものだ。
5年たった今見てみると、ただの当時はやってた芸人のぱくりだったり、学校のやりとりの中で生まれたものが多いのだが、
当時の記憶が蘇り、なかなか新鮮なものである。

本来ならばここは本サイトの番外編で、思いついたことをただネタっぽく書き連ねるだけのスペースだった。
本サイトの方は日々思ったことや、感動したこと、むかついたことなどを日記風に書いていた。だいたい愚痴のようなものが多かったような気がする。
文章は稚拙ではあったが、14歳の少年の思春期的な思い・鬱憤を文章として昇華していて、よくできたサイトだったと思う。自分でいうのもなんだけど。
サイト自体もスタイリッシュで、同世代の人がやっているテキストサイトとは一線を画していた。よくパクられもしたし。
残念ながらそのサイトは消えてしまったが、はてなでは化石のように残っていた。はてなさんの懐とサーバーの広さに感服する。

サイトをやめた理由は現実世界の人生が忙しくなってきたからである。思えば小学校時代は友達が少なかった。今もそうだが。
ネットばっかりして、学校も遅刻ばかりしていた。今もそうだが。中学に入り、バスケに熱中するとネットどころではなくなっていた。
続けとけばよかったなとも思うが、やはり続けなくて正解だったような気もする。

5年の歳月を経て今思うこと、それは、確かにこの5年は無駄ではなかったということである。
そして、ネットに文章を撒き散らしていた時間も無駄ではなかった。

ひとつひとつの瞬間が自分の人生を彩る。
最近それを意識できずにいるような気がする。